ニコンZ&Fマウント50mm付近の単焦点ボケ比べ。
めがねです。
比較コーナー第二弾
前回の35mmに引き続き、めがねが持ってるニッコールレンズの50ミリ付近を比べていきます。
比較するレンズはお家にある
NIKKOR-S・C Auto 55mm F1.2
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
NIKKOR Z 50mm f/1.8S
AI Nikkor 50mm f/1.4S
AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
の50ミリ付近のレンズでボケ味を比べていきます。
オールドニッコール55mmのF1.2の最短撮影距離は60センチなのでそれに合わせ60センチで撮影していきます。
解放F1.2撮影
フィルター径が52ミリでコンパクトにもかかわらずF1.2と現在一番明るいニッコールレンズですが60センチまでしか寄れないという 弱点があり接近戦には弱めです。
Fマウント設計なので周辺減光が強く落ちる傾向にありますが雰囲気が出るので良しとします♫ あと解放撮影なのでやはり点光源はレモン形です。
後ボケは あばれる君です わかりにくですがこのレンズはぐるぐるボケです。
解放F1.4撮影
めがね大好きGタイプの58mmです。
三次元ハイファイで有名 OPTIAで計測して作られた第1号レンズ
接近戦の解放撮影は収差をわざと残してるのでピント面も少し甘いですが後ボケは優秀です。
弱点は58センチまでしか寄れないこと、テーブルフォトは苦手です。
が! 緩やかに滲みながらボケてく写りは流石の一言であります!
解放F1.8撮影
ZマウントのF1.8の解放撮影
F1.8ということもありボケはカタめの印象になりますがこれは仕方がないのです
さらに難しいですがこのレンズは最短撮影距離は40センチです。が、この写真は60センチから撮影しています。
なのでこの写真のZ50mmは上の二つのレンズよりも同じ場所から撮影しても広く写ります。
最短撮影距離の40センチから撮影しました。
驚くべきは解放から恐ろしくピントの合ってるところはシャープです。
寄れる分 後ボケは大きくなります♫
F1.8シリーズなので期待してませんでしたが思ったよりもマイルドにボケます♫
58mmGタイプと比べると若干うるさい感じがしますが OKとしたいです!!!w
オールドニッコールの50mm
45センチまで寄れます。 これは最短撮影距離から解放で撮影しました。
うむ! 意外に良いです!
F1.8よりも2/3段明るいのでよりボケます♫
次 はF2で比較していきます。
後ボケが丸くなりましたが絞りの影響でカクカクしています。
F2で点光源は丸くなるのでちょいといびつな丸ボケですが写してる緑の光源は横長のライトなのでもう丸でOKです!
1段絞っただけでピント面がシャープになりました。
ZマウントのF2写真です。
やはり上のレンズと同じ距離から撮ると大きく写ります。
最短撮影距離の40センチから
58mmGタイプと比べると後ボケのレモン型の口径食が気に入りません!
ここをこだわるなら値段とのトレードオフになります。
F2.8まで絞りました。
丸ボケになります これは1と1/3段絞ってますが丸くするには一段は絞らないといけないようです。
58mmGタイプと比べると後ボケはカタい印象です
少しの差と見るか大きな差と見るかは個人様々でしょうが、さすが58mmGタイプはすごかった・・・
F2撮影 オールドニッコール50mmも頑張っています。
若干カクカクですが後ボケは思ったよりも好印象です。
おまけ
マイクロニッコール
F2,8で撮影
最短撮影
やはり寄れるっていいなぁ♫
レンズまとめ
オールドレンズのNIKKOR-S・C Auto 55mm F1.2はクセが強い!!!
ちょいと重いけどF1.2って素晴らしい♫
めがねお気に入りのAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gはやはり素晴らしかった!
これでもっと寄れたら完璧なのに!!!
NIKKOR Z 50mm f/1.8S
最新レンズで比較的寄れて最短撮影ならボケもマイルドでとても良し
テーブルフォトでも使えそうでやはり使用頻度は一番になりそう!
AI Nikkor 50mm f/1.4S
軽い♫ 明るい♫
マウントアダプターがもっと軽かったらスナップ撮影に出番ありな予感!
AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S
寄れるって素晴らしい
それぞれにレンズの個性があって面白い結果になりました♫
あと比べてみて気付きましたがZマウントの50mmだけ4本目の奥の瓶に青い光が写ってます。
実は4本目の瓶の奥に青いLEDがあります。
これは撮影位置がレンズ先端から微妙に角度が違うからなのかFTZを使い撮ったFマウントの写真には写ってません。
結論
個人的にはテーブルフォトに使える35mmの方がめがねは好きです w
また何かあったらいろいろ比較してみたいと思います。