めがねです。
2018 F-1日本グランプリが鈴鹿で行われるにあたり 今まで三年連続で鈴鹿GPに訪れためがねが撮影ポイント&簡単なテクニックなど紹介していきます。
F-1日本グランプリはカメラマンエリアが設置されているため 望遠レンズを気軽に振り回せます。(隣に人がいる場合は気を使ってね🎶)
MERCEDES AMG PETORONAS Formula One Team
上の写真は2017年 金曜日午後のフリー走行で撮影しました。 午前中のフリー走行は曇りで天気がなんとか持ったものの午後からは一転コース上が一部川になるくらいの激しい雨が降り注ぎました☔️ 10月の初旬 晴れたら汗をかくくらいに暑いのに雨で濡れて震えるくらい寒かった記憶があります。
雨が降り全チーム出走見送り残り時間40分くらいだったでしょうか? 少し小雨になり各チームパラパラとフリー走行をスタート。
雨の中を走るマシンを撮影する機会は滅多にない、しかも飛沫をあげながら走るマシンは路面がかなり濡れてないと撮影できない!
次の2018年から頭部保護デバイスのハロが義務付けられる為ヘルメットを正面から撮影できる最後のチャンス! それを考えるとホーム下で雨宿りして震えてる場合ではない! と一念発起!
撮影ポイント&構図は頭の中にイメージされてるのであとはそれを再現するだけ! 逆バンクエリアに急ぎます!
逆バンクエリアのテントでリュックにしまってたカメラを組み立てます。
D850 + AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VR + TC14E Ⅲ カチヤカチヤ📷 AF速度の低下を恐れテコレン2倍にしたいところ1.4倍をチョイス(悪天候だし・・・)
フリー走行終了まで残り20分! あとは撮るだけ!レンズカバー持ってないからダサいけどビニール袋をかぶせ雨の中撮影ポジションに向かいます。
この場所は木曜金曜だけ入れる逆バンクエリアの観客席の1番下側です。
(木曜金曜は基本撮影自由です。土日に入れる下段よりまだ東側になります)
レンズ先端にフェンス1枚、その奥5メートルほどにも1枚フェンスがあるダブルフェンス抜きの撮影ポイント そのかわりにかなり低くからマシンを撮影することができます! (それでもフェンスの影響を受けてるので明るいレンズがなければ厳しいです。)
あとは向かってくるマシンを狙いオラオラ連写です! カカカカカカ!!!!!
この日友人2人が雨にやられ体調不良になりました www
10月ともいえど雨に濡れるとかなり寒いです、天候の悪い予報の時は必ず薄いウインドブレーカーなどの防寒具を携帯しましょう。
F−1の人気が衰えどまだまだすごい人です。
ホームスタンドで見てる人は6万以上の金額を出してシートを買っています。
(カメラマンエリアも似たような金額ですが・・・)
さてレース撮影に1番重要な望遠レンズ。
200ー500mm F/5.6 か150mmー600mm F5-6.3の望遠レンズは最低限持って行きましょう。 70−300mmでもいいですけどね。
フルサイズの人は上のレンズと 1、4倍テレコンが欲しいところ
1.4倍テレコンならAF速度の低下も少しなのでF−1撮影でも使えます。
(その場合、合成F値が8以上になるとAFが作動しないので注意!)
1.4テレコン使う場合はAF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRがオススメ!
なぜならテレ端でAFがきくから!
あと展示されてるマシンもあるのでスマホでもいいですがカメラで撮りたい人は軽い標準レンズも一本持参しましょう。
流し撮りの場合は1/125秒を基本に撮影!それから撮れてるかどうかライブビューで拡大して確認して速くするか遅くするか判断しましょう。(奥村さんの教え)
縁石(白と赤のやつ)などからめるとなおスピード感が増します!
SSを遅くすればするほど流し撮りは難しくなります!
バッチリ止めたい場合は1/1250秒くらいで確実に止めましょう!
(でもタイヤの回転も止まるのでスピード感は激減します。)
それが嫌なら1/500秒で様子を見てSSを上げ下げしましょう
さて 撮影ポイントの紹介に移ります。
わかりにくですがオレンジ色の丸がカメラマン撮影エリアになります。
画像左が東になります 右が西
B2席上段(北側と南側) C席西側 D席上段 逆バンク E席上段 シケイン手前 ヘアピン3カ所と限定有料エリア スプーン西エリアがカメラマンエリアです。
カメラマンエリアで一番高額なB2エリア入場可チケット ここは早起きして場所取りできる人しか旨味のない撮影ポイントです。 特にB2エリアの下側は激戦ポイントですがホームストレート側の数人くらいしか良い絵が撮れないでしょう。
なのではっきり言うとあまりオススメしません
(B2エリア入場可のチケットがなければ土日は入れません)
B2の北側はこんな状況です。 超望遠がないととても厳しい撮影スポットです。
500mmでも撮影できますが750mmは欲しいところでしょう。
2016年 めがねは出遅れB2の北側へ入れさせてもらえず南側の一番高いポイントで撮影
パッとしません・・・
やはりスタートは真正面から撮りたいところ
じゃないと絵になりません・・・
ホーム真正面に撮影スタンド立てて欲しいとコメントも鈴鹿サーキットに出しましたが今年のカメラマンエリアを見てもわかるように改善されませんでした。
(正面は安全面的にNOなのだろう)
B2エリア上段のカメラマンエリアからS字を狙うとこんな感じ パッとしません・・
レーススタート時のオープニングラップから3周目くらいまでは流し撮りはできるだけ我慢しましょう!!!
ホームストーレートを狙うには撮影場所からコースまでが遠すぎるんです
流し撮りしないと ますます絵になりません・・・
とりあえず1/125秒を基本に撮影してます。
1コーナーと2コーナーの中間を狙うとこんな感じです
まぁ普通に撮れます
1コーナーの侵入
2コーナーの出口
見ればわかってもらえると思えますがかなりイマイチです。
なぜここが一番の高額なカメラマンエリアか意味不明です。
唯一あるとすれば1コーナーの飛び込み勝負を撮影するのが目的になりそうです。
いろいろ撮影したいのですぐ場所移動しました。
C席西側のカメラマンエリアです
カメラマンエリアのチケットを購入してる人は誰でも入れることができます。
2コーナー入り口を狙います
カラフルに良い絵が撮れます。 2コーナーの為バトルを狙うのは難しいでしょう。
次はマシンが近くに来た時に流し撮りです。
C席のカメラマンエリアのコース真正面はかなり高速でマシンが抜けていきます。
近いといっても500mmでこれくらいです。
最短の場所では望遠だとマシンがおさまりきらない場合があります。
真横なので流し撮りに非常に適した場所ですがかなり高速なのでSSに気を使う必要があります。 ピントはヘルメットを狙いますがかなりの割合でブレてますw
次はD席のカメラマンエリアから狙います。
ここもカメラマンエリアのチケットを持っていれば誰でも入れます♫
Dエリアから東を狙ったと思うのですが こんな絵が撮れます。
シャッタースピードが1/125秒だと縁石が流れにくい為もう少し遅くして撮影する 必要がありますが、その分ヒット率は激減します w
次は めがね一押しの逆バンクのカメラマンエリア
しかもカメラマンエリアのチケットを持ってると誰でも入れるのです!
なぜ一押しかというと鈴鹿で1番低い位置を狙いF−1マシンを撮影できるのです♫
撮影位置は高めですがコースが少しのぼり区間になってるのです!
詳細マップの青い矢印の上段のエリアから撮るのがオススメです。
でも上段からは比較的距離があるので注意です。
逆バンク席の上段と西側が撮影スポットですが人気エリアなので上段は早めに場所を確保しましょう。(超高級な明るい望遠レンズを持っていたら下段から2段フェンス抜けます)
しかしめがねは木金曜日に行ける下段をオススメします!
でも!
(青い矢印より下段側が木金曜日は解放されて撮影OK!カメラマンエリアじゃない1番下のしかも近い場所から撮影できるよ!)
(明るいレンズ必須よ!)(そして木曜は行ったことないですけどw)
(できるだけ望遠で絞り開放で狙うのよ! じゃないとフェンスが写り込むからね!)
(そして2段フェンスだから流し撮りは厳しいよ!)
予選後に手を振ってくれるベッテル
500mmあればこれくらいは撮れます。
↓ 500mmでも接近するとはみ出します
逆バンクエリア 上段からだとこんな感じです ↓
土日だと下段でもちょいと距離があるので
こんな感じ絵です。 でも低くマシンを撮影出来ます。
画像貼ってて思ったんですけどもフェラーリ、レッドブル、マクラーレンが多いのは勘弁ください! 自分の好きなマシンを追ってしまうんです!!!
特にフェラーリファンは多くフェラーリが通るとカメラが振られシャッター音が一斉に鳴り響きます。 この気持ちわかりますよねwww
E席のカメラマンエリアです
E席の最上段のかなり周りを見渡せますが撮影スポットとしてはイマイチです。
かなり上からの撮影になるので迫力のある写真は撮れません。
Fー1マシンは目線の高さで撮りたいポリシーがあるので写真は無しです!
2017年から新しくできたシケインの撮影エリア
ここもめがねロケハンしましたが イマイチでしょう・・・
1番シケインの近い場所からブレーキング勝負を狙うのは有りですが
行ってみればわかると思いますが他は撮りようが有りません・・・
ズバリ無視していいポイントでしょう!
次の ヘアピンエリアに行く途中にこんな景色が見えます。
もはや鈴鹿サーキットの面影はありません www
望遠で狙ってるので一部を切り取ってるだけなんですけど登山してるように見えますw
さて人気エリアのヘアピン、その東側のポイントです。
ここはヘアピン進入のブレーキングでのマシンを真横か後方を狙うポイントになります。数枚撮りましがやはりマシンは前から撮りたいのでここも写真無しです!
激アツポイント
110Rからヘアピンに突っ込んでくるヘアピン最深部
その1番東側の中段から撮影しました (詳細地図 青の矢印)
奥のガードレールを絡めて狙うには800mm以上の望遠が必要です。
コーナからマシンが現れてすぐシャッターを切ってたのはめがねくらいでした w
みんなここは遠すぎて狙わないのかな? とてもいい雰囲気で撮れるんだけどな・・
飛び出してくる瞬間にシャッターを切らないと間に合いませんw
パブリックビューイングを見ながらお気に入りのマシンが立体交差通過したなと思ったらカメラを構えるとすぐマシンが高速で飛び込んで来ます!
元王者も下位争いでプレスカメラマンの興味はありません、という皮肉な写真です。
決勝残り数周 トップのルイス・ハミルトンを懸命に追うマックス!!!
手前に突っ込んでくる流し撮りはAFスピードと追従性が関係してくるので良いカメラとAFの速いレンズを用意しましょう。(近距離ほど難しいです。)
ヘアピンのハードブレーキングが間近で見えるのもここの醍醐味です♫
めがねオススメ激アツポイント
ヘアピン西側です。 鈴鹿で1番スピードが落ちるポイントです!
手前にフェンスがあるもののレンズ先端にフェンスなのであまり影響を受けません。
でも流し撮りしてやろうと極度に絞ると影響受けます
ヘアピン最深部のスピードが一番落ちる、そしてなおかつ撮影してる場所からマシンが近いポイントを1200mmで狙いました。 (ノートリミング)
マシンアップを狙う場合の天気は曇りにかぎります! 晴れるとコントラストが強くイマイチになります。
予選は全開アタックをするためコースアウトの率が大幅に上がります。
なので予選はヘアピンで撮影することががオススメです。
ヘアピン”プラス”
追加1000円で入れるエリアです。
観客席の前でフェンスが無いのでストレスなく撮影出来ます♫
チケットが取れるなら行ってみるのも良いかもしれません
真横をマシンが抜けてくので標準レンズでも撮れるくらいコースに近いです。
(めがねはチケット取れませんでした)
ヘアピン立ち上がりのマシンを狙えます♫
ここは I 席の撮影場所
ここもヘアピン”プラス”と変わらず最前列でも撮れますが距離がやや遠いため加速してくるマシンを狙うことになります。 超望遠でペアピン出口を狙うか手前を流し撮りするのがオススメです。
400mmです。
多分500mmで撮ったと思うんですけど・・ 近すぎて1/250秒でも流せます。
最後は西コースのスプーンエリア
メインゲートからここまで歩くのは非常に遠いです・・
(スプーンゲートから入れば別ですが)
そして撮影場所からコースまでかなりの距離があります・・・
4人ほどスプーン正面に突っ込んでくるマシンを狙えるフェンス抜きポジションがありましたが、800mm欲しいくらいの撮影場所です。
あえてここまで撮影にくる必要はないでしょう。
なので写真はありません。
写真は頭部保護デバイスハロが着くとの情報を聞きつけてたのでヘルメットアップを撮れるのは今年しかない!とのことでヘルメットを狙い撮影することに集中した2017年でした。
2018年はどう狙うのが正解なのでしょうか?ハロが邪魔すぎて答えが出ません
写真の撮影機材はこれらで撮りました📷
カメラボディ
D5
D850
レンズ
AF-S NIKKOR 400mm f2.8/G ED VR
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
テレコンバーター
TC14E Ⅲ
TC20E Ⅲ です。
あと番外編
2015年には有料の架設のJ席がありました。 (今は無料エリアで架設無し)
この年めがねが初めてF−1観戦した年でマクラーレン・ホンダが復活するから良し行こう!とのことで鈴鹿にやって来ました。
F−1は初めてだし望遠も持ってないので観客席からの観戦でした。
D610 と AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VRの便利ズーム一本でたまたま最後列の席だったので観客席から立って広角側での撮影です。
300mmでは望遠が足りず絵にならないので標準レンズ(32mm)で観客を入れて撮ってみると良い感じに撮れて満足です♫ でもSSが1/15秒なのでほとんどの写真がブレてましたw
D610のAFのショボさ、28-300の画質の悪さでその後リベンジを誓い翌年の装備がD5&400mm f/2.8になるとはこの時は思いもしませんでした www
F−1はレースだけではありません
予選が終わった土曜の夜にはファン感謝祭が行われます!
これは熱いです! ぜひとも参加しましょう♫
フェラーリのドライバーが登場したり昔のマシンが走ったり非常に楽しいです。
ピットの上のレストランで絵になる二人が居たりしますw
次の日 決勝で誰が中央に立つのか想像を膨らませながら次の日に備えましょう
入り口のメインスクエアでも展示や
歴代のフェラーリF−1マシンが集結してたり
一般庶民には絶対買えない ラ・フェラーリが展示してたり
ミハエル・シューマッハがドライブしていたカーナンバー1のマシンが展示してあったりとF−1ファンにはたまりません♫
決勝後は西コースウォークがあります♫
地味にめがねが好きなイベントでさっきまでF−1マシンが戦ってたコース場を歩けます♫
鈴鹿名物立体交差を抜けます! 時速4キロくらいで!!!
熱心なカメラマンは上から狙ってきます!
タイヤカスとか めちゃコース外に落ちてます
鈴鹿サーキットにタイヤカスさきイカってあるんですけど人気商品みたいです。
(知らなかった)
ホームストレートは歩けませんが (木曜日なら歩けると思うんですが・・)
メルセデスのマシンのおっちゃんが手前まで来てくれました♫
不意のサービスがたまりません♫
2016年の決勝後の空は『秒速5センチメートル』みたいに綺麗でした♫
F−1日本グランプリ鈴鹿! 今年も熱い時期がやって来ました♫
来年はレッドブル・ホンダになることが決まり来年がとても熱いこと間違いなしです!
(今年はめがねは不参加です ハロが・・・ ハロがモチベーションを下げるのです)
今年応援するドライバーが決まってない方!来年レッドブルホンダのドライバーに確定のレッドブルのNo.33 マックス・フェルスタッペン!
トロロッソ・ホンダのNo10.ピエール・ガスリーの応援をよろしく頼みます!
カメラマンの皆様はこの記事を参考に熱い写真を撮って頂けたら幸いです♫
今年も熱い鈴鹿がやってきました!!!